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DATE
-CITY
- Bangkokバンコク
- Pattayaパタヤ
- Si Rachaシラチャ
- Chiang Maiチェンマイ
INFO
アイルランド留学を終え、日本への帰路で立ち寄ったのがタイでした。実はタイには過去に三度訪れたことがあり、祖父が住んでいたこともあって自分にとっては特別な国です。物価が安いこともあり、このときは思い切って約1ヶ月の滞在をしました。 首都バンコクは東京にも劣らない大都市でありながら、より濃密な熱気に包まれていました。バイクの交通量の多さや、三人乗りが当たり前の光景には驚かされました。雑然としながらもエネルギッシュな街の姿が強く印象に残っています。 次に訪れたパタヤでは「サンクチュアリー・オブ・トゥルース」を目にしました。木造で建てられた巨大な寺院はまさに“アジア版サグラダ・ファミリア”と呼ぶにふさわしく、その精巧さと迫力に圧倒されました。 また、祖父が住んでいたシラチャにも立ち寄りました。かつて何度も訪れた懐かしい街ですが、久しぶりに歩いてみると以前より大きく発展しており、昔の面影が薄れていたのが少し寂しくもありました。個人的な思い出と街の変化を同時に感じられる特別な時間でした。 旅の最後は古都チェンマイ。街を歩くと次々に美しい寺院が現れ、その静けさと荘厳さに心を奪われました。華やかな都会のバンコクとは対照的に、落ち着きと伝統を感じさせる街で、タイの多様な魅力を改めて実感しました。 大都市の熱気、宗教建築の迫力、家族の記憶が残る街、そして古都の静けさ――一つの国でこれほど多彩な表情を見せてくれるタイは、私にとって特別な意味を持つ場所です。